【まだ本気出してない】ゆるく続けるイタリア語学習・3つのポイント
こんにちはかなぺりーです。
先日ラヴェンナで開かれている大人のためのイタリア語講座(Centro Province per l’Instruzione degli Adulti 通称CPIA)に初回登録しに行きました。
初回は今の語学レベルを測るための簡単なテスト(自己紹介、聴き取り、書き、読解)を先生とマンツーマンで行い、その場で先生からレベルを評定してもらいます。
私のレベルはCEFRでいうところのA1でした。(知ってた)
A1:初心者
- よく使われれる日常的な表現や言い回しは理解でき、使うことができる。
- 自己紹介ができ、どこに住んでいるか、誰を知っているか、何を持っているかと言った個人的なことを聞き、こたえることができる。
- 話す相手がゆっくりとはっきりと話し、助けてくれることを前提にして簡単なやりとりができる
このCPIAの初心者向け講座が来月半ばから、週3回・各1時間半の予定で始まります。
内容については講座が始まってから改めて詳しく紹介します。1年でB1までもっていきたい!
ということで、今回はまだ独学でなんとかがんばっている私の、のんびり学習法を3つ紹介します。まあでも正直1日8時間集中して取り組めば、誰でも半年位で日常会話レベルにはなると思います。
エー、8時間も毎日むりむり、やんなっちゃう。でもゆるく続けたいんだ、今のところは暇つぶしなんだ、そういう方向け(私)の記事です。
文明の利器「Duolingo」:1日15分~
言わずと知れた語学学習アプリ界のキングオブキングです。ゲーム感覚で取り組めるのと、フクロウのキャラクター・Duoがなにかと励ましてくれるのが良い。
また、自分の学習成果が同じ言語を学習しているグループのスコアに反映されたり、同じ言語を学習している人に分からないところを質問できたりするので、「みんなで学んでいる」感があるのも心強いです。
ヒトがモノを覚える仕組みと忘れる仕組みをうまく利用しているので、続けていれば必ず身につく学習方法です。しばらくアプリを起動してないとDuoからメールで「最近どうした?」と連絡が来るのもなんだかいじらしい。うまいこと考えおって。やるな、Duolingo。
☝「多分彼はルカです」
☝「あなたは私の一生もの」まあ~!キラーチューンかて!
ちなみに私は画像のように言語の初期設定を英語にしているので、アプリを使っているときはついでに英語の勉強にもなっています。英語とイタリア語は似ている単語や文法が沢山あり、その方がむしろ覚えやすいときもある。
2.時代の風雲児「Netflix」:1日1時間~
言わずと知れたオンライン動画配信サイトです。家にいる間は基本的に流しっぱなし。言語をイタリア語に設定し、ひたすら耳を慣らします。しっかり鑑賞する場合は、上記1と同じ理由で、字幕を英語にすると似ている単語を拾ってリンクできるので効果的です。残念ながら字幕を日本語にすると、日本語の文字情報に引っ張られてあんまり音が耳に入ってきません。母国語の影響力すごい。
私が今見ている(見せられている)TVシリーズはアメリカのダークファンタジーアニメーション『Adventure Time』です。
3話以上続けて見てるとバカになるので要注意。終始「なんじゃそりゃ」という内容なのですが、ときどきふいに爆笑させられるので侮れません。
3.語学習得の元祖「Family」1日1時間~
なんといっても身近な人の協力が一番。夫・ルカとは基本的に英語で話していますが、最近はイタリア語での会話も少しずつ増やし始めました。「これイタリア語でなんて言うの?」という質問を1日100回くらいしています。それがこちら☟
”Come si dice in italiano?”
コメシディーチェ インイタリアーノ?
”Come si chiama in italiano?”
コメシキアーマ インイタリアーノ?
便利な魔法の言葉です。こういうフレーズは覚えておきましょう。
あとは、ときどき寝る前に絵本の読み聞かせをしてもらっています。
ベイビーちゃん!(Na:フワちゃん)
おすすめはイタリアで1975年から愛されている子ども向けの絵本、La PiMPA(ラ・ピンパ)。アンパンマンと同じくらいの歴史ですね。人気のキャラクターなので沢山のシリーズが出ていて、眺めているだけでも可愛いです。
ルカの家族は英語を話さないので、私から何かを伝達したいときはもうなけなしのイタリア語でがんばるしかないし、彼らはお構いなしにイタリア語でガンガンくるので、お家が自然と語学学校状態になっています。これは大変ありがたいことです。
そろそろルカとも「1日英語禁止デー」などを設けようかなと思います。英語ばっかり使っているといつまでもイタリア語が口から出てきません。この点、ルカ以外の家族の方が先生としては優秀かもしれません。
まとめ
以上、かなぺりーのゆるく続けるイタリア語学習法でした。3つ目はちょっと個人的すぎる内容になりましたが、オンライン教材などを利用すれば同じ環境を作ることは可能だと思います。
語学学習は得てして「慣れる」「知る」「使う」の繰り返し。使えるようになったときのステキな自分を想像して楽しく学んでいくのがコツです。ちなみに今私が想像しているのは、同じ趣味の友達と音楽や芸術の輪を広げている私と、緑豊かな田舎で農業のイロハをその道のプロから学んでいる私です。いや~想像したらおらワクワクしてきたな!みなさん一緒にがんばりましょう。
Instagramやってます☞@luca3kana3