ラヴェンナ県で唯一「イタリアの最も美しい村クラブ」に加盟している村・ブリジゲッラに行ってきたゾ
こんにちはかなぺりーです。先日ブリジゲッラ(Brisighella)という村で観光をしてきました。タイトルにある通り、イタリアには「最も美しい村クラブ」という民間団体が存在し、歴史的な遺産や景観を保全・整備し、再活性化を図っているようです。「最も」といいつつ2013年時点で217の村が登録されており、なんだか各村で「うちが一番」「いやうちが一番」という会話が交わされてそうだなと勝手に想像してしまいますがそれはさておき。エミリアロマーニャ州全体では13の村が登録されていて、ここラヴェンナ県はブリジゲッラが唯一の登録村となっています。ということで、今回は観光してきた様子を特に脈絡なく、写真多めで振り返りたいと思います。内容はほとんどありませんが、写真から清々しい高原の空気を感じてもらえたら幸いです。
そいじゃまいろうか
ブリジゲッラは高台の丘にあります
緑が多く見晴らしも良いです
町の高い位置に要塞(Rocca)と時計台と教会があります。
すごい高いでしょ。崖の上の時計台。
よく作ったな~
主要施設は今のところ土日だけ開いてるみたいです。コロナめ
崖の斜面に沿って、階段が設置されています。
急勾配、足腰にキます
民家の前に突如ブランコ
ちょっと拝借…
平衡感覚がおかしくなってくる階段
先程上った要塞が見えます。ここまで歩いて20分くらいだったかな。思ったより近い
時計の針は旧式です。分かる人には分かる
時計台から見下ろす小さな町とその先の丘山
平衡感覚がおかしくなってくる階段再び。これを登ると…
こう。すごく古い建物の一部、ここは昔馬やロバを停めておく場所だったとか
その一部は現在テナントとして現役。歯医者さんがあったりなど。
外側から見るとこんな感じ
平衡感覚がおかしくなってくるドア
坂を縫うように細い石畳の小路が連なり、野良猫になった気分
まるで映画のセットのような、可愛い町でした。
ランチはBiondi Massimoにて
サービスの揚げパン(ニョッコフリット)、アツアツで来ました。すごい美味しくてこれだけでお腹いっぱいになるところだった。
ルカは白トリュフのリゾット
私はブリジゲッラで生産している豚のホワイトラグー
あと2人でピンシモーニョをシェアして食べました。ブリジゲッラの農園で生産しているオリーブオイルも美味しかった。
ラヴェンナから車で約50分、過疎過疎してないまだ元気のある田舎という感じで、空気も景観もよくとても気に入りました。人口規模でいうとルカと出会った思い出の町・オーストラリアはマーガレットリバーとほぼ同じ7000人程度。このぐらいが個人的にはちょうどいいです。冬の、雪に覆われた町もさぞ美しかろうと思います。お祭りやイベントごとも頻繁に開催されているようなので、季節ごとに時折訪れたいものです。古き良きイタリアの田舎町、機会があればぜひ足を延ばしてみてください。