【北イタリア版お遍路】世界最長の柱廊・サンルカ教会に行ってきたゾ
こんにちはかなぺりーです。
2月1日からようやくエミリアロマーニャがオレンジゾーンからイエローゾーンに変わり、基礎自治体以外への移動が可能になりました。年末からずーっとラヴェンナに閉じ込められていたので、出かけられないストレスでいよいよ半狂乱になるところでした。身体を動かしながら観光できる場所として軟禁明け最初に選んだのが今回の目的地・サンルカ教会です。
ボローニャ中心地の南西にある丘の上にそびえたつサンルカ教会。着工から完成まで約600年、バロック調のダイナミックで荘厳な彫刻や絵画が印象的な教会ですが、なんといっても特筆すべきは町の平野部にある門から続く、全長3,796メートルの柱廊です。その長さはなんと世界一だそうで、666のアーチと15の礼拝堂で構成されているほか、様々な時代の墓石や碑文が点在しています。コロナ禍にも関わらず多くの人や犬が歩いたり走ったり休んだりしていました。
5分程度ですが動画を撮影してみましたので宜しければご覧ください。
この日はあまりお天気がすぐれず景色はあまりよくわかりませんでしたが、濃い霧に覆われ幻想的な雰囲気を味わうことはできました。気温も5度前後と低かったものの頂上が近づくにつれ汗ばみ、マフラーや手袋を鞄にしまう程度には温まりました。
びっくりしたのは同じ人と3回すれ違ったこと。小走りで一定距離を往復しているようです。こちとらただゆっくり登るだけでヒィヒィ言ってるのに、ランナーたちの足取りはきわめて軽やか、なんならイヤホンで電話しながら走っていたりして、計り知れない身体機能の隔たりを感じずにはいられませんでした。すごいね。
今回は初めてだったので様子見、次回はもう少し服装や靴をスポーツ仕様にして再挑戦したいと思います。どうせならジロ・デ・イタリアやってるときに来てみたいなあ。